紅茶と生成り色の麻のスーツの店員さん
一番最初に飲んだ紅茶を覚えていますか
私が初めて紅茶を飲んだのは、小学校5年生で、お誕生会に呼ばれた時だったと思います。どんなプレゼントを持って行ったのか、いっしょに行った友達の名前さえも、今では全く覚えていないのですが、紅茶のことだけは、強烈に覚えています。
お金持ちだった〇〇くんのお宅は、お手伝いさんもいました。 お手伝いさんが、紅茶を運んで来た時、きれいな柄のティーカップ&ソーサー、スプーンの上には、レモンのスライスが乗せてあって、ソーサーの横には、綺麗な紙に包まれた角砂糖が付いていました。 心の中でドキドキして、これから始まる何かにワクワクしました。
そして、失敗しないよう、周りを見ながら、レモンティーを作りました。
(それだけですが、子供心をくすぐったのです)
あの時の味は、今も忘れられません。 紅茶に凝るようになった時、あの味を探そうと思い、色々試しました。 絶対良い茶葉に違いないと思い込み、ずっと探していましたが、ある日、普通の紅茶を飲んでみたのです。
「なぁーんだ」砂糖を入れたら、あの懐かしい味になりました。
日東紅茶だったのです!! 田舎には、紅茶は日東かリプトン、トワイニングしかなかったし、当時、子供に出すものに、高級茶葉は使わないだろうと思いました。
今でも懐かしさを思い出すために、時々飲んでいます。
キーマンを飲んで「烏龍茶だ!」と思いました
紅茶の参考書を見ながら、出来るだけ飲みました。 東京・有楽町にある「ブルックボンドティーハウス紅茶教室」にも少し通っていました。
定番のダージリン、アッサム、セイロンなど、それから、あまり気にしなければ見かけない、ウバ、ルフナ、ディンプラなど。 キーマンを飲んだ時は「紅茶じゃないし。烏龍茶の味がする、結局やっぱりお茶はみんな カメリアシネンシス*1 だ!」と思いました。
初めて訪れた紅茶屋さんは、マリアージュフレールでした
まだ、東京・有楽町に「プランタン銀座」があった頃、地下の食料品売り場に、『フランス紅茶専門店 マリアージュフレール』がありました。
当時の店員さんには、本当にお世話になり、月に一度伺うだけだったのに、顔を覚えていて下さっていたことは、田舎からやって来る者としては、本当に嬉しかったものです。 紅茶を好きになって、初めて店舗で買うことを覚えた場所でした。 店員さんは、生成り色の麻のスーツを着てらして、貿易商さんのようで、異国な雰囲気がとっても良かったです。
沢山の種類の紅茶の中から、いくつか選んで下さり、香りも嗅いで決めたりします。あのやりとりは楽しかったです。 今でも、当時、教わった事を思い出し、参考にしています。
私のマリアージュフレールでのおすすめ茶葉
『アッサム メレン』
『スュルターヌ』
『アールグレイフレンチブルー』
マリアージュフレールといえば『マルコポーロ』ですが、フレーバーティーに馴染みのない方は、苦手かもしれません。
でも、お手軽に飲めて美味しいのは「リプトン イエローラベル」だと思います。
最初は、面倒かもしれませんが、パッケージの入れ方を参考に作ると美味しく出来上がります。 ティーバッグの持つところに金具が付いていないので、電子レンジに入れても大丈夫です。 レンジで、ホットミルクティーを作る時には、便利だと思います。
あと、コーヒーチェーン店で飲む、紅茶で好きなのは、タリーズです。
ロイヤルミルクティーを通常牛乳のところ、豆乳に換えると大豆の甘みも加わり美味しいです。
缶は、豆乳入りではないので、是非お店で、豆乳入りを頼んでみて下さい!!
チャイが好きなので、スパイスの分量を変えながら楽しんでいます
私はスパイスは実店舗で購入していますが、ネットでも購入できます