信州名物『おやき』
私の好きな食べ物は、意外にも長野県産のものが多く、野沢菜漬、小布施栗、戸隠蕎麦に千曲味噌やあんずなど、西洋野菜も積極的に作っていて、ジャムやお菓子に利用するルバーブなどもあり、食い意地の張っている私としては、本当に魅力的な地域です。
そして特に好きなのが『おやき』です。
おやきは、長野県の郷土料理で、作り方は、小麦粉を水で溶いて練って生地を作り、具材を包んで焼くという、簡単で美味しい、素朴な料理です。
具材は、野沢菜炒めや茄子やきのこが入っていたり、甘いものでは、あずきやかぼちゃ入りのものもあります。 そして最近では、冷凍で売っている便利さもあって、頻繁に購入するようになりました。
私が、初めて「おやき」の存在を知ったのは、軽井沢のショッピングモール内にある、お土産コーナーでした。そこでは、蒸かして売っていて、熱いのを “ はふはふ ” しながら食べた思い出があります。美味しかったなぁ。。。 おやきは、長野県内のコンビニエンスストアーでも、売っていたりします。 ちょっとお腹が空いた時に、丁度良いのです。
皮はもちもち、具だくさん!!! 手の平に乗るくらいの大きさです
同じ「粉もの」でも作り方が違えば、味わいも違ってきます。
パンケーキやクレープも大好きで食べに行ったり、自分で作ったりもしますが、洋風のものは、華やかでちょっと落ち着かない気持ちになったりします。
でも『おやき』は、安定していて、シンプルでほっこりしてしまうのです。
私、ちょっとおばあちゃんになってきたのかしら。
そういえば、先日、5歳の子に「おばちゃん」と呼ばれました。 年齢の差で考えれば、私はきっと「おばあちゃん」と呼ばれるに違いないと思っていたので、ちょっと安心しました。まだまだ「おばちゃん」でいけるわね。 贅沢を言えば「おねえちゃん」と呼ばれたいのですが。
そんな訳で、ほっこりしたい時は『おやき』が、食べたくなります。
美味しい郷土料理があるって、うらやましいです。