鈴まろの備忘録

日々感じたことなどを綴るブログです

春が近づいてくると、何かを始めたい気持ちになります

 寒い朝に起きるのが、大の苦手なのですが、少しずつ気温も上がり始め、ちょっとだけ、朝が楽になって来ました。 春が近いですね、嬉しくなります。

 この時期になると、新しい事がしたくなってきて、ソワソワします。 習い事や部屋の大々的な模様替えなど、動物の飼える物件に引越しをするのも、良いかもしれないですね。 ちょっと物件探しをしたい時は、ネット検索が便利です。 今は本当に情報が新しくて、不動産屋さんに行かなくても、ある程度は見られるので、昔よりもかなり便利になったと思います。

 

 

 私が、初めてひとり暮らしをしたのは、いっしょに住んでいた人とお別れをしたあとでした。 少し肌寒い、春が間近なこの時期だった気がします。

色々ありましたが、心機一転、パーッと自分の世界が広がった気がしました。

苦しかった自分が、自由になって、楽しくて、今でも良い思い出になっています。

 気に入っていた場所だったのですが、勤めていた会社の業績が悪くなったことで、収入が減り、ギリギリで生活するなら実家に帰ろうと思い、引き払うことにしました。 不動産屋さんの立ち合いの下、物件の引き渡しをしていた時に「どうして引き払う事にしたの?」と尋ねられ、事情を説明し、ちょっと話をしていて、気が合ったところがあったのでしょうか、何故か、「うちで働いてみる? とりあえず、次の職が見つかるまで、アルバイトをしない?」という話になりました。 これも何かの縁だと思い、アルバイトをすることにしました。

 出勤してすぐに、メールを確認するのですが、転勤する方が「急ぎで探している」という内容が、多かったと思います。 私が勤めていた会社は、独自の物件情報をホームページに上げていましたが、情報の更新作業が限界に来ていて、今では全国の賃貸物件が見られるところに登録しています。時代ですね。

 不動産業は、何となく怖そうなイメージがありました。 アルバイトを始めた最初の日に、社長さんが「うちは、そういうところとは、つながりがないので、安心して働いて下さい」と言われました。 そういうところって、、、ちょっと笑ってしまいました。

 それから、不動産でも賃貸物件を紹介する会社は、毎日のように、家賃をお預りしたり、仲介手数料や契約料も預かることが多く、お金の動きが激しいので、何かあったらどうしようと考えていましたが、これも初日に「あなたの席のカウンターの下と、部屋の奥の柱に防犯ベルが付いているから、いざというときは上手に押してね、安心でしょ?」と言われました。 上手に押すとは?、、、。

カウンターの下を覗いたら、触ったらすぐに反応しそうな、大きい赤いボタンが備え付けられていました。

すぐ通報出来るそうです。 なおさら怖くなりました。 見た目は、普通の店舗ですが、セキュリティーはしっかりと厳重にしてありました。

「社員で働いても良いよ」と最終的には言われたのですが、私のやりたいことが目の前に見えていたので、自分の夢に走ってしまいました。

世の中、どんな風に縁があるかわかりません。

いつも誠意をもって人とつながっていたいなぁと思います。