鈴まろの備忘録

日々感じたことなどを綴るブログです

コロナにかかり、もう空が眺められないんじゃないかと思いました

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様の命のトリアージ

コロナが始まった頃、私は、きっとこの世界、人間が多すぎたから神様がトリアージを始めたのではないかと本気で思っていました。

 

とうとうかかってしまいました

昨年、会社の健康診断で全て再検査になり、それ以外にも不整脈がみつかり入院。

仕事もほぼサービス残業で帰りは遅く、食事の支度より眠く夕飯も食べたり食べなかったりの毎日を過ごしていました。

そう言えば、血液も再検査。

白血球がかなり低いと指摘されていました。

免疫が低かったのも原因かもしれません。

 

発熱の前日

ニュースでもネットでも言っていてけれど、最初は、のどの違和感でした。

夕方に、のどがかすれるというか、いがいが、ざらざらしている感じがしました。

帰宅後、体温を測ってみましたが、36.6度で平熱。

今日は食事もきちんと摂りました。

発熱した当日

ところが、翌朝6時頃目を覚ますと一気に寒気がきて、ブルブルッとしたと思ったら、一気に体温が上昇した気がしました。

体温を測ると39.6度。朝っぱらから、かなりの高熱です。

「やばい、やばいかもしれない。。。」

とりあえず、コロナ関連の情報をネットで収集、やっぱりコロナかなと確信し始めました。

7時になり、上司に電話、とりあえずお休みしますと連絡。

 

そのあとはこんな感じ

① かかりつけ医はいなかったので、コロナ相談センターへ連絡

② 相談員さんに自宅の住所をお伝えすると、3件、住所周辺で対応してくれる病院を紹介して下さいました。3件メモを取るのも苦しくて大変でした。

1件目に連絡。休診日でもないのに何度かけてもつながらない。

2件目に連絡したところは、受付の方がとても親切で、逆に1件目がつながらなくて良かったと思いました。

でも車で10分くらい、39度過ぎてるけど、運転大丈夫かなと思いながら、同居している人もいなかったので、何とか運転して行きました。

そこは自家用車で行かないと対応はして下さらないところで、検査も、問診して薬の処方も会計も車で済ませられました。

3件目は、車で20~30分かかるところだったので、2件目で対応してもらえて良かったです。

 

まずは、PCR検査。

看護師さんが、検査キットを持ってきて下さる。

唾液をメモリのところまで入れて下さい。終わったら病院に連絡して下さい。取りにきますからね、と言い残し戻っていきました。

なんだろう、心細い。

とりあえず唾液、出すか。。。

唾液を採取して提出。

ボーっとしている割に、こんなところにも「いらすとやさん」おるで、と笑いながら、唾液出してました。

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私の他にも、3、4台来ていたので、いよいよ身近に迫ってきているんだなと実感。

 

院長先生が来て、問診。

「解熱剤とかある?」

ありません。

「じゃあ、処方しますね。あとは大丈夫?」

大丈夫です。(今思うと、ここで咳止めとか喉の薬を処方してもらえば良かったかも)

「検査の結果は、明日の午前中か夕方になっちゃうかもしれません。

濃厚接触した人とかいる?」

会社の人とお昼休みに一緒にお弁当食べました。

「じゃあ、検査してもらうように伝えて下さい。

あとは、こちらで保健所には連絡しますので、連絡が来るまで待っていて下さい。

保健所がニュースでご存知かと思いますが、逼迫していますので、すぐには連絡がこないかもしれませんが、確実に連絡しておきますから、心配しないで下さいね。」と言われました。

 

会計は、コロナ関連は無料。問診と解熱剤分は支払。

③何とか帰宅。

④翌日の午前中に院長先生から連絡あり。

「陽性反応がありましたので、本日より10日間自宅療養をして下さい」

ああっ、、、

とうとうきたか。すぐ上司に連絡。

 

ここからはもう、熱で苦しい時間の始まり・・・

とりあえずもう何も考えられず、とにかく横になる準備、パジャマにやっと着替えてとりあえず、会社に連絡、そうそう親にも連絡。

常備していて良かったのは、熱さまシート、これは良かったです。

 

 

あとは、不整脈もわかったところだったので、血圧計と体温計もあったので良かった。

食糧は、自炊派なので材料はあったけれど、結局動けないので無駄になってしまった。

ほぼ液体でないと食事を摂ることはできなかったので、牛乳・野菜ジュース・茶わん蒸し・ヨーグルトがあったので、数日間過ごせました。

2日後には2キロ体重が減っていました。

 

体温の上下が激しかった

39度過ぎたと思うと、5時間後に37度。下がったぁ~って喜んでいたら、夜中にまた39度でたり、上下が激しくて、頭がついていけないのか頭痛がひどかったです。

 

夕方になっても保健所から連絡来ず。

本当に心細くて、見放された感が半端なかった。

死んじゃうんじゃないかと思って、

普段、ポストに入っている「家族葬の案内チラシ」が捨てずにあったので、とりあえず最低金額10万円とあったから、そのチラシに10万円はさんで置いておきました。

ほんとに切ないし。

志村けんさん思い出しちゃうし、どうして私なんだろうと思っていました。

 

夜9時ごろ保健所より連絡ありました

保健所からやっと連絡が来ました。

「すぐに対応出来なくて申し訳ありません、体調大丈夫でしょうか?」と連絡が来ました。連絡を下さっている保健所の方は、声がかすれていました。

疲れているご様子が、話し方でわかります。

 

保健所の方からは、

①2日前からの行動歴を詳しく聞かれました。

「感染源は、仕事で行った郵便局でしょうね。」

もう、どんなに気を付けていていてもなるときはなるって感じです。

②「食料は送ることも出来ますがどうしますか?」と聞かれたので、送って下さいとお願いしました。食糧代は無料なんだそうです。税金納めてて良かったぁ~

③「パルスオキシメーターはどうしますか?」借りたいです!!

無料で貸出しているので、借りることにしました。

 

私の場合、39度前後の熱は5日間くらい続きました。

解熱剤は、本当に良く効いて毎回汗びっしょりで、パジャマさえビショビショになるくらいすごかったです。

 

ずっと、今回は死ぬんじゃないかなと真剣に思いました。

 

でも6日目になると熱が全くでなくなり、今度は大量の鼻水、新しいティッシュボックスが2日でひと箱終わっていて2箱きれいに使い切りました。

熱が下がれば本当に楽になります。

 

毎日、保健所か、県の健康管理センターから健康状態の確認の連絡が来ていました。

心細かった私は、この電話だけが励ましの電話で、とっても嬉しかった。

 

熱が37、5度前後になった頃、食料が到着。

置き配だったけど、絶対にわかるやんって感じでした。

だって有難いことに5日間分くらいの食料で大量だったから。

でも、本当に熱が出て疲れ切っているときに簡単調理のものは、本当に有難かったです。

 

ようやく10日間の自宅療養終了~~~っ!!!

保健所の方から「今日で自宅療養が終了です」と言われるとほんとに嬉しかった。

何か聞いておきたい事はありますか?と言われたので、

10日間の療養が終ると体内の菌は死滅しているのでしょうか?

と聞いてみました。

死滅はしていなくて、排菌量(人にうつす菌の量)が減っているということなので、PCR検査をするともしかしたら陽性反応が出るかもしれませんとおっしゃっていました。

一応自宅療養終了の翌日、検査キットで検査してみたら陰性でした。

とりあえず安心しました。

 

それから後日「就業制限通知書」というのが来るそうで、これがあると生命保険で使えるようです。(保険がおりる可能性があります)

 

 

その後、咳はまだ出ますが、仕事復帰も出来たし、大丈夫そうです。

2回目にかかったらどうしようと、恐怖な毎日です。

 

熱が下がった時に見てた旅行のサイト

ほんとに気持ちが和みました

 

 

 

あと熱が下がった時に購入したもの!本当に美味しかった!!!